どうしようもないネタメモブログ。
ツッコミ可。空月のツッコミ返し有。
原稿とかで忙しい時はこっちで更新してます。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
後悔するかもしれないね。
それでもいいんだと言ったって、
やっぱり後悔するんだろう?
でも、それでもそれでいいって言うんなら。どこまででも行っておいで。
誰も背なんか押してくれない。そんな情けない姿じゃあ、幻滅されるだけかもしれないけれど。
でも、でも。
“でも”って、お前はまだ、言えるんだろう?
PR
(その人は長い指でくるくるまわしていたスプーンを取り落とした。)
かつり。
(そんな音がして、木の床にスプーンが跳ねる。)
「おま」
「あったかい、ですか?」
(そいつは大きなまるい瞳をますますまるくして、俺を見つめた。)
(へーえ。)
(そんな風に心の中で口角を上げながら、俺はヤツに近づく。)
「はるなさ?」
「ふーん。ほーう?」
榛名は飲みかけのアイスティーをこれでもかと口に含んだ。頬が膨れて二枚目が不格好になる。
三橋はそれを見て笑うというよりきょとんとして口をぼんやり開けていた。
三橋のシャツの襟を引っ張って、無理やり立たせて口づける。
「ふおっ!?」
榛名の口から三橋の口からアイスティーの茶色が流れて、こぼれて、落ちる。
ぽたぽた、ぽたた。木の床に染み。
ぴちゃ、びちゃ、くちゃり。ふたりの口が水音を立てて。
「あったかい、かよっ?」
「ふあ、あ、んぅっ」
「あったかいん、だよなあ?」
「……は、」
甘さと香ばしさが、脳髄を犯すのだ。
*********************************************
お題もと
氷雨 http://homepage2.nifty.com/icerain/
モモミハ本を出そうと思い立ちました。
相変わらず西浦高校野球部監督なモモカン×西浦を卒業した現在大学生三橋の同棲?同居?話。
モモカンに慣れてちょっと男の子らしくなった三橋を書きたい。あとそんな三橋が可愛くてしょうがないっていう百江監督をば、いっちょ。
牛乳の飲み過ぎでお腹壊しちゃう田島様とかどうだろう。
三橋より背が低いのをやっぱり気にしてて。家にある分全部ガブ飲みしちゃう。でも田島の家は大家族だから牛乳も沢山買ってあるわけで、お腹壊すのね。
周りに呆れられるしモモカンには怒られるしでちょっと反省するんだけど、一週間ごとに周期的に背のことが気になるもんだから同じことしちゃう。そんなエンドレス。三橋はオロオロ(笑)。
よお。起きてるか?
テスト勉強どう?進んでる?
俺はもうダメ。もう寝るわ。
三橋も、早く寝ろよ。
ちゃんとふとんかけて寝ろよ。風邪、引くなよ。
「……」
電源ひとつで画面は待ち受けへ。作成途中のメールは掻き消えた。
どうせ誰かがもう送っている。どうせ三橋が起きているはずがない。
知ってるならメール作成なんかやめて、テスト勉強すればいいだろ、俺。
「あーあ!」
ベッドに体重を預けたら、スプリングが抗議の声を上げた。