どうしようもないネタメモブログ。
ツッコミ可。空月のツッコミ返し有。
原稿とかで忙しい時はこっちで更新してます。
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勘違いするな。
「なあ阿部。お前のそれって、ホントに恋愛感情?」
「……たりめーだ」
「なら、ま、そういうことにしといてやるけどよ」
とばっちりはごめんだから。
そうは言ってみたものの。
阿部からの視線が殺意を帯びてるのだって、きちんと気づいてる。
そんな金曜日。
「なあ阿部。お前のそれって、ホントに恋愛感情?」
「……たりめーだ」
「なら、ま、そういうことにしといてやるけどよ」
とばっちりはごめんだから。
そうは言ってみたものの。
阿部からの視線が殺意を帯びてるのだって、きちんと気づいてる。
そんな金曜日。
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「大丈夫だよ。大丈夫」
優しい腕。声。笑顔。
包まれて泣きそうになる。
それでも彼は繰り返し、嬉しい言葉ばかりくれる、の。
「大丈夫。三橋には俺がついてるよ」
「……ぅ」
「ね、ずっと、こうやってるから。大丈夫、だから」
「さか、えぐち、くん」
「なぁに」
そうやって甘い声。変わらぬ顔で、微笑んで。
彼はいつも、大丈夫、と。
俺がいるから、大丈夫、と。
「や、だ」
「…三橋?」
「イヤ…」
胸に顔をすり寄せて、三橋は甘ったるい声でつぶやく。
「そしたら、栄口くんが、いなくなったら…おれ、大丈夫じゃなくなっちゃうよぉ…」
「――」
必死にすがりつく腕。声、泣き顔。
(ああぜんぶ、)
俺の、ものなんだ?
優しい腕。声。笑顔。
包まれて泣きそうになる。
それでも彼は繰り返し、嬉しい言葉ばかりくれる、の。
「大丈夫。三橋には俺がついてるよ」
「……ぅ」
「ね、ずっと、こうやってるから。大丈夫、だから」
「さか、えぐち、くん」
「なぁに」
そうやって甘い声。変わらぬ顔で、微笑んで。
彼はいつも、大丈夫、と。
俺がいるから、大丈夫、と。
「や、だ」
「…三橋?」
「イヤ…」
胸に顔をすり寄せて、三橋は甘ったるい声でつぶやく。
「そしたら、栄口くんが、いなくなったら…おれ、大丈夫じゃなくなっちゃうよぉ…」
「――」
必死にすがりつく腕。声、泣き顔。
(ああぜんぶ、)
俺の、ものなんだ?