どうしようもないネタメモブログ。
ツッコミ可。空月のツッコミ返し有。
原稿とかで忙しい時はこっちで更新してます。
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こんばんは。
亮沢パロ。栄純女体化でちょっとえろく暗めなので注意。
大丈夫な方は続きからどうぞ。
葵さんさとうさん灰子さん季結さん、そのほかあの場所にいらっしゃった方に捧げさせて頂けるなら幸い。
…てゆうか自重しなくてすみませんでしたorz
亮沢パロ。栄純女体化でちょっとえろく暗めなので注意。
大丈夫な方は続きからどうぞ。
葵さんさとうさん灰子さん季結さん、そのほかあの場所にいらっしゃった方に捧げさせて頂けるなら幸い。
…てゆうか自重しなくてすみませんでしたorz
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「ねえ沢村」
「ん?」
「僕ね,実はすごい家の人間で,跡取りなんだ」
「へ」
「で,十八歳までに結婚相手を見つけないといけないんだよ」
「ま,まじ……?」
「うん,それで焦ってるんだけど,どう?」
「どう…って何が?」
「僕と結婚してほしいんだけど」
「え…えぇ!?」
「人助けだと思って」
「う……うん…?」
「ほんと?」
「おぉ…?」
「……」
「……」
「ねぇ,沢村」
「うん」
「冗談だけど…」
「…ん,そうかな,とは」
「そっか」
「ん」
「ごめん」
「いーよ」
降谷がぽてんと頭を下げたので,栄純は笑ってその頭を撫でた.
「結婚してください」
「……」
小さく小さくこくんと頷いた栄純を,降谷はぎゅっと抱きしめた.
「ん?」
「僕ね,実はすごい家の人間で,跡取りなんだ」
「へ」
「で,十八歳までに結婚相手を見つけないといけないんだよ」
「ま,まじ……?」
「うん,それで焦ってるんだけど,どう?」
「どう…って何が?」
「僕と結婚してほしいんだけど」
「え…えぇ!?」
「人助けだと思って」
「う……うん…?」
「ほんと?」
「おぉ…?」
「……」
「……」
「ねぇ,沢村」
「うん」
「冗談だけど…」
「…ん,そうかな,とは」
「そっか」
「ん」
「ごめん」
「いーよ」
降谷がぽてんと頭を下げたので,栄純は笑ってその頭を撫でた.
「結婚してください」
「……」
小さく小さくこくんと頷いた栄純を,降谷はぎゅっと抱きしめた.
完全年齢指定な栄純受けめも。ブログに書いてたんだけど忘れそうなので、+αしてこっちに。
一応伏せておきます。ご注意よろ。
・栄純が雷蔵さんの嫁で、息子の雷市や間男(笑)の真田に襲われまくる話。蔵沢メインのはずなのにいい目を見れない父(笑)たぶんえろ話は市沢とか真沢のが多いって言う…。
・栄純がその才能を知られないまま青道に来て、レギュラー陣の性欲処理の相手をさせられる話。はじめは無かった栄純への愛情がだんだん生まれてきたその矢先に栄純の才能が発覚し、微妙な気分になって歯がゆいレギュラーの皆様。たぶん薬とかで(適当)にょたエロとかふたなりエロがあってもいい。(誰の許可をとった)
・な/が/の/ま/ゆ/みの「猫/道/楽」で降沢中心栄純総受けパロ。大学で紹介されたバイト先は猫を飼う屋敷だった――ってやつ。クリス先輩と御幸と降谷と春市が兄弟というなんともカオスな人選。パロだけど基本設定以外は結構中身変えます。
一応伏せておきます。ご注意よろ。
・栄純が雷蔵さんの嫁で、息子の雷市や間男(笑)の真田に襲われまくる話。蔵沢メインのはずなのにいい目を見れない父(笑)たぶんえろ話は市沢とか真沢のが多いって言う…。
・栄純がその才能を知られないまま青道に来て、レギュラー陣の性欲処理の相手をさせられる話。はじめは無かった栄純への愛情がだんだん生まれてきたその矢先に栄純の才能が発覚し、微妙な気分になって歯がゆいレギュラーの皆様。たぶん薬とかで(適当)にょたエロとかふたなりエロがあってもいい。(誰の許可をとった)
・な/が/の/ま/ゆ/みの「猫/道/楽」で降沢中心栄純総受けパロ。大学で紹介されたバイト先は猫を飼う屋敷だった――ってやつ。クリス先輩と御幸と降谷と春市が兄弟というなんともカオスな人選。パロだけど基本設定以外は結構中身変えます。
いつもの江戸パロ注意
雷市は街を見下ろした.自分の家は遠く,暮れようとする太陽の橙色に飲み込まれつつある.
江戸という街全体が,一つの絵のように見えた.
少年の背越しにそんな絵を見つめ,真田はほぅ,と息を吐く.
「真田さん」
雷市が言った.実力に裏打ちされた自信に満ち溢れた普段の声音ではない.
穏やかな.しかし確かに内に在る情熱を思わせる,しなやかに強い声.
雷市の後ろ姿は震えているようにも見えた.
「あいつは――なんで,あんなに辛いんですか」
長い台詞は感情の波を引き起こす.強がっている.そしてそれを見せないように必死に歯を食いしばっている.
なあ沢村.真田は思う.お前のことを想って,こいつは泣きそうなんだぞ.
「栄純は…なんで,辛いのに,ずっと笑ってんですか」
「…お前と,同じ」
素直な考えだった.
雷市は掠れた音を立てて息を吸い,吐いた.真田からも彼が目線を上げたのがわかった.
「俺は」
拳が握りしめられた.
真田は次に来る言葉を予感して一度深呼吸した.
「栄純を,助ける」
行くぞ.
小さく啖呵のように切られたそれに,真田は強く頷いた.
雷市は街を見下ろした.自分の家は遠く,暮れようとする太陽の橙色に飲み込まれつつある.
江戸という街全体が,一つの絵のように見えた.
少年の背越しにそんな絵を見つめ,真田はほぅ,と息を吐く.
「真田さん」
雷市が言った.実力に裏打ちされた自信に満ち溢れた普段の声音ではない.
穏やかな.しかし確かに内に在る情熱を思わせる,しなやかに強い声.
雷市の後ろ姿は震えているようにも見えた.
「あいつは――なんで,あんなに辛いんですか」
長い台詞は感情の波を引き起こす.強がっている.そしてそれを見せないように必死に歯を食いしばっている.
なあ沢村.真田は思う.お前のことを想って,こいつは泣きそうなんだぞ.
「栄純は…なんで,辛いのに,ずっと笑ってんですか」
「…お前と,同じ」
素直な考えだった.
雷市は掠れた音を立てて息を吸い,吐いた.真田からも彼が目線を上げたのがわかった.
「俺は」
拳が握りしめられた.
真田は次に来る言葉を予感して一度深呼吸した.
「栄純を,助ける」
行くぞ.
小さく啖呵のように切られたそれに,真田は強く頷いた.
どちらがどちらをより好きか なんて
そんな使い古された議論、どうでもいいけれど
――でもやっぱり、俺の方がずっと好きに決まってる。
(ずっとずっとずっと前からずっと。)
そんな使い古された議論、どうでもいいけれど
――でもやっぱり、俺の方がずっと好きに決まってる。
(ずっとずっとずっと前からずっと。)