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どうしようもないネタメモブログ。 ツッコミ可。空月のツッコミ返し有。 原稿とかで忙しい時はこっちで更新してます。
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あなたが俺を助けるのは青道を助けたいから。
あなたが俺を守るのは青道を守りたいから。
あなたが俺にくちづけるのは――



ねえ、亮介さん。
わかってます、から。
それは、義務ですもんね。
だから、もっと。





もっと、ください。



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栄純総受けお江戸パラレルネタ。
亮介さんは栄純と契約している設定なんですよー。いろいろ。



ばかだね。(そうさせたのは俺だけど)



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西浦ーぜ×三橋本を書きたい。
今書いているそれぞれ×三橋じゃなくて、全員が出てくる話を唐突に書きたくなった件。
もうサイトにのっけるのでもいいから書きたいなー。






「好きだよ」


わかってくれなくていい。
その分僕が、いっぱい好きでいるから。









さあどうだろうなあ、と御幸は笑った。
それは別に降谷に対するあてつけでもなんでもなかったのに、なんとなく嫌みったらしく見えたのは、それが優越感に満ち満ちていたから、だろうか。



「でも、あいつ御幸先輩の話になるとやけに突っかかるし」
「おー」
「それに、御幸先輩のこと、気にしてる」
「うんうん、そうだなあ」



で、だからお前はそれを言ってどうするんだ?
着替え終わってこちらを見た御幸は意地悪そうな笑みを顔に張り付けていた。楽しそうにも見える。



「別にどうも」
「ウソつけ。何もないなら、沢村が俺のことを好きらしいなんて、言うはずがない」
「…よくわかってますね」
「キャッチャーだからな!」



まるで沢村が使いそうな無茶苦茶な論理を語ってみせるのが正直癪に障った。
むかつく。小さい声でつぶやくと、かの先輩は声を上げて笑う。



「なにお前、勝ち目がないってことの確認にでも来たのかよ?」
「まあそんなところです」
「……へえ?」



で、どうよ。晴れて負ける気になったか?
御幸の言葉に降谷はしばし逡巡した。それはとても長く、待ちくたびれた御幸が荷物をカバンにしまいこんで降谷の横を通り過ぎるその瞬間まで、続いた。



「…いいえ」



御幸の足が止まる。



「晴れて、勝つ気になりました」



御幸の口角が上がった。降谷はそれを見たわけではなかったけれど、どうせそんな顔したのだろうと想像していた。



「そりゃあ、潰し甲斐があるわな」
「それは、よかった」





バタン!





背後で鳴ったドアの音に、降谷はようやく着替えを始めた。











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栄純出てきてねー!けど御幸vs降谷→栄純です。
この三角関係好きだなー。
…これが御幸先輩の恋愛相談室vの裏話だったらいやですね!(おい)


だいきらいなもののだいすきなものはだいすきなのです。
(え、なら、あいつはどうなの!)






視界の端で力強いボールが唸りを上げた。
姿を見なくてもわかる。犬飼冥だ、と。
けれどいちいち確認してみせるのはなぜだろう。
もしかしたら、自戒のためかもしれない。

彼には、敵いっこないって、いう。


「子津っちゅー!」
「う、わ…!?」


後ろから飛びつかれて、子津は思わず前につんのめった。
けれど転ばずに済んだのは、もしかしたら一生懸命な彼に配慮をして、なのかもしれない。
声を聞いて、というよりもこんなことをするのは彼くらいだから、子津は苦笑しながら体制を立て直す。すぐに離れてしまった猿野のぬくもりを、名残惜しく思いながら。


「どーした子津!まだまだ修行が足りないぞ~?」
「ひどいっすよ猿野くん…」
「ひどくなーい!お前、なーに余所見してんだ~?」


顔をのぞきこんでくる猿野に思わず仰け反り、子津は肩を落とした。


「いや…犬飼くんには敵わないなあって、思ってたんすよ」
「ええ?お前、あんな犬ッコロも倒せねーの?いいか、あいつの弱点は偏食だ…まともな食事を与え続ければあるいは!」
「そうじゃ、なくて」


バカバカしい冗談にツッコまない子津に、猿野は瞬きをする。
そう。犬飼には敵わないのだ。
投球も。
この愛しい彼の心を、掴むことも。


「ふーん」


わかったのかそうじゃないのかよくわからない相槌を打って、猿野は犬飼を見やった。


「勝たなくてもいい」
「え?」
「つか、勝つな。勝つなよ、子津」


らしくない真剣な声が妙に耳にこびり付く。
茶色の瞳がしっかり犬飼の投球フォームをとらえ、そして子津に戻ってくる。


「お前はそのままでいろよ」


犬に勝てない、鼠のままで。



「そしたら、犬じゃなくて、お前を好きになってやるから」







猿野の茶色の瞳の奥に、


赤い色が、見えた気がした。








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ミスフルより、子津×猿野。やっぱり一番好きかも。
闇ってあんまり好きじゃないのにたまに書いてしまう。ネタにしやすいんだな、きっと。


それは愛情の裏返しなんすね。(キミは、いつまで気づかないでいるんすか?)



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