どうしようもないネタメモブログ。
ツッコミ可。空月のツッコミ返し有。
原稿とかで忙しい時はこっちで更新してます。
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前に宿題~って言ってたやつがまだ終わってない!頑 張 る !
・振りパラRPG第一話
・二万hitリクイズミハ&山ツナ
・某様へ捧げ物山ツナ獄ツナサンドギャグ
・蔵さんへザンツナえろ、ヒバツナ
・Sちゃんへ獄ツナ
・ツナサンド連載
・愉快な誘拐・後編
・「窓」シリーズ・スカツナ
・そらとくらアンケートでもらったリクをこっそり消化
・パパン受け連載第二話&キャラ設定
・某様へ甘いハナミハ
・某様へハルミハ(指定あり)
・三万hitリクタジミハイズ&ヒバツナ山
・とりあえず続きものを仕上げる
あと…原稿…!
それからサイト改装をいい加減しないとやばいかも。
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もっと大声で泣ければよかった
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ここに書いているお題メモですが、数が増えてなおかつサイト改装したらきちんとまとめます。
「わかんないな~」
「でしょうね」
「ん~?てんごく“君”たら、冷たいなあ」
へらへらと笑う彼に猿野天国は薄く笑みを返す。普段馬鹿騒ぎをしているときのようなものではなく、冷たささえ感じられるほど。
どちらが本当の猿野なのかといえば、おそらくどちらもなのだろう。人の在り方を一面だけから捉えようなどとは無茶な話である。
鳥居剣菱は屋上で空を見上げる猿野から数歩離れて、どことなく儚く見える彼女を眺めていた。
「女が男になってまでなんて、ねえ~」
はっきり告げてやる。嫌な顔の一つでもされるかと思ったがそんなこともなく。ただ、そうですねと返される。
「わからないよ~。どうしてそこまでして野球がやりたいのか~。君も、凪も~」
「凪さんに教えてもらわなかったんですか?」
「そうだねえ。なんでだろ~」
「そりゃあ、剣菱さんが“教えてない”からですよ」
すんなりと言われた言葉は確かに的を得ている。剣菱は人を食ったような笑みで、そうだねと返した。
猿野はちょっと苦笑して、それでも優しい顔をのぞかせた。
「じゃ、いつか教えてあげます」
「うん。いつか~」
「じゃあ……じゃあ、元気でいて下さいよ?」
とたんに気弱な面を見え隠れさせるのはきっとわざとではないのだろうけれど、ちょっと卑怯だと思う。
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ミスフルより、剣菱×猿野。
猿が女の子なのに男のふりして野球やっているパロ。
まだまだ、野球をする君を見ていたいから。遠くからでも。
「もしもの話は好きじゃねえ」
言うと、目の前の猿は唇を歪めた。笑っているようにも悔しそうにも見えるけれど、なんにしろ愛しい気持ちは変わらない。
ああ、やっぱり好きだ。
好きなんだ。
お前が。
「好きじゃないのはお前の勝手だろ」
「そう、俺の勝手だ。お前には関係ねーな」
「~~~っ、むかつく!」
べーっと舌を出したバカは、それからため息をつき、笑った。
晴れた日の太陽みたいな笑顔は輝いている。けれど、どこか晴れやかすぎて悲しい。
「もし、俺が男だったら」
よく透る声がその場に広がった。
「お前は、手加減しないんだろうなあ――」
「……」
バーカ。やっぱりお前は何もわかっちゃいねえよ。
結局お前はお前なんだろ。胸張ってバカやって、いつだって笑ってるくせにどこか弱くて。
俺の好きな、お前なんだろ?
「変わんねえ」
「…え?」
猿はきょとんとして俺を見上げた。
少しだけ、こいつが女であることを思い出した。
「お前が女だろうが男だろうが、お前ならいつも通りバカなんだろ。なら、ぶん殴る」
「…っ、う、わ……ひっどーい犬飼きゅん!女の子にそんなことー」
少し言葉を詰まらせてから、バカ猿は俺の胸を小突いて冗談を口にした。
そして、
「うん、でも…そうだな!」
やっぱり一番こいつに似合う、キラキラの笑顔が俺だけに向けられた。
女でも男でも関係ねーよ。
お前なら、なんだっていい。
終
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ミスフルより、犬飼×猿野。
猿が女の子で男のフリ(でも黙認・周知の事実)で野球をやっているというパロ。いや、でも戦闘ものパロでもいいかもしれない(またか)。
やっぱり犬猿は公認だと思う。
俺のことを嫌いなお前も、存分に愛してやるよ。
「モミーってさあ」
マウンド上の銀髪褐色肌の投手を見ながら猿野君はつぶやく。
それは、私に?それとも、犬飼君に言っているのですか?
「モミーって、犬のこと、ほんと好きだよなあ」
「……そうですか?」
「うん。だっていつもそばにいるし、気にかけてっし」
「まあ、昔馴染みですから」
「ふうん」
わかったのかわかっていないのか微妙な彼のアンサーは、正直私の心臓にはよくない。
猿野天国という人物は、ときどき本当に何を考えているかわからないのだ。そのふにゃりと笑ったような泣いたような横顔からは何も読み取れないのだ。
猿野君は、犬飼君を見て目を細め。
「うらやましいなあ…」
結局私の方は一度も見ることもなく、つぶやいた。
終
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ミスフルより、辰猿&犬猿?。もはやどっちなんだか。辰→←猿なのか犬←猿←辰なのか。
とりあえず空月は、この猿はたっつんが好きなんだと思いますよ(他人事ー)。
わからないのは、知ったら辛いから。(彼が?自分が?それとも――この少年、が?)