どうしようもないネタメモブログ。
ツッコミ可。空月のツッコミ返し有。
原稿とかで忙しい時はこっちで更新してます。
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「あっ」「あら」
「雨、ですね。テンテン」「そうね。リー」
「これでは修行ができないですよ!」「・・・今日は休みでしょ?たまには休むのも大事じゃない!」
「そうよね、ネジ!」
窓の外には風景をぼかして降る雨。勿論すぐに止んでほしいと思う。
けれど草木、動物、人間にとって必要なものだということもよく理解している。(昔はわかっていると思い込んでいたから、考えようとしなかった事)
じっと、閉じた目で雨の向こうを見た。
その先にある――
「そうだな」
雨が止んだら、帰ってくるかも。
リーとテンテンは、顔を見合わせた。
「ネジ、それは・・・」「都合良すぎない?」
「いいだろ?それでも」
口元に浮かぶ笑みに、二人は肩を竦めた。
いつだって、あたたかな彼を感じているから。
(帰ってきてくれ。晴の準備はお前のために、いつでも)
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