どうしようもないネタメモブログ。
ツッコミ可。空月のツッコミ返し有。
原稿とかで忙しい時はこっちで更新してます。
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江戸パロ栄純女体化注意。
太陽がいつまでも太陽でいられるなんて、そ ん な 。
「わかる?一也」
ゆったりと放たれた言葉は自信の表れだった。
それが、信じていたものの崩壊と、この世で最も大切な存在を否定されたことへの、「自分への自覚」。
沢村栄純は決して、太陽などではないということを。
そしてあの子は――御幸がすべてを賭して守ろうとしているあの子は、自分の手をすり抜けて闇に堕ちそうになっているのだとういうこと、を。
(何で気付かなかった。俺だってクリス先輩だって降谷だって――正確に言えば青道の全員が、あいつを知ろうとしてた。何より誰より大事にして、努力を、)
「そういうのがいけなかったんじゃないの?」
鳴の静かな声が響く。脳内に。身体全体に。響き渡って溶けてゆく間、御幸は何も言えない。ただその場にうずくまるだけ。
その通りなのだ、きっと。
(少しでも言い返せない時点で、肯定済みだ)
悔しげに唇を噛んでももう遅い。
鳴は遠くを見た。その先には厳密に言えば御幸も、栄純もいない。
ただ真っ黒な、闇が伸びるだけ。
「えーじゅんはさ、お前たちとは違う」
御幸が顔を上げないのをいいことに、鳴は嬉しそうに続けた。口角が嫌というほど上がり、ぞっとするような笑みをかたどる。
「だから俺や明川の楊が気づいてたのに…全然、見ようともしなかっただろ?えーじゅんの黒い部分なんて、さ」
――御幸、俺…俺、本当は…
――ううん、ごめん。なんでもない。
――なあ御幸、あんた俺のこと、好き?
――なら…なら、抱いてって言ったら、いうこと、きくよな…?
――青道のためなんだ!俺の好きな人とか、そういうの全部関係ないッ!ただ…後継ぎさえいれば、俺が死んでも、代わりがきく。だから…!
――クリス先輩…?何であの人の話になるんだよ…?言うわけないじゃんか、こんなこと…あの人は…そういうことは、しない。
――してくれ、ない――
頭(かぶり)を振りたかった。あんなことを考える栄純は栄純じゃない。そう否定したかった。
けれど否定し続けたから――「本当は戦うのが嫌で精神状態がぎりぎりの栄純」を認めなかったから――この悲劇は起こったのだ。愛しいあの子は、どこかに消えてしまったのだ。
御幸を見下ろし、鳴はふん、と鼻を鳴らす。
「お前がしっかりしないと、あの子はどんどん堕ちるよねー」
「っ…」
「堕ちてきたら…俺が拾ってあげるけど?」
べし。御幸の頭を、鳴が叩いた。本気だったらしく、かなり痛い。
痛みに堪えて頭に手をやると、鳴が身を翻した音が聞こえた。
「どちらにしろ沢村栄純は」
ひときわ大きく、低い声が響いた。
「稲城の――俺の、ものになる」
見なくても鳴の表情が知れた。笑っていない瞳で標的を見据える、獣の顔。
同じ、けれど違う存在である栄純を求める、それが宿命であるかのごとく餓えたように、ただひたすら――?
「御幸先輩!」
振り向くと、春市が立っていた。必死に走ってきたようで、その方が激しく上下し、呼吸も危うい。
その瞳が御幸越しに鳴を見つけ震えた。しかしそれどころではないと思い直し、春市はしゃがみこんで御幸の肩に手を置く。
彼が今、いかに衝撃を受けているか。それは自分だって同じだ。
「栄純ちゃんの居場所が、わかりました」
御幸が顔を上げるのと、鳴が振り向くのは同時だった。
「薬師に――攫われたようなんです」
続
*******************************
ちょうちゅうとはんぱねえ。ぱねえ。
えーっと説明しますと、江戸パロで、にょた栄純がちょっとおかしくなってしまった、という話。でした。(え)
自分がいつ死ぬかわからないって勘違いまがいのことをした栄純が御幸や降谷に頼むんですね、抱いてくれって。沢村の血を継いでいて今青道組を継げるのは栄純しかいないから、もう必死で。
でもそんなこと言われてもみんなするわけないし、色々制約があるのでそんなことした日には栄純が死んじゃうかもしれない。
でも栄純は必死で、とうとう青道を飛び出しかけちゃうんです。
しかしそこで現れたのが薬師のあの男…というわけで。
初めを全然書いてないから意味不明ですねすみません…チャットでテンション上がっちゃったんだ!(言い訳)
太陽がいつまでも太陽でいられるなんて、そ ん な 。
「わかる?一也」
ゆったりと放たれた言葉は自信の表れだった。
それが、信じていたものの崩壊と、この世で最も大切な存在を否定されたことへの、「自分への自覚」。
沢村栄純は決して、太陽などではないということを。
そしてあの子は――御幸がすべてを賭して守ろうとしているあの子は、自分の手をすり抜けて闇に堕ちそうになっているのだとういうこと、を。
(何で気付かなかった。俺だってクリス先輩だって降谷だって――正確に言えば青道の全員が、あいつを知ろうとしてた。何より誰より大事にして、努力を、)
「そういうのがいけなかったんじゃないの?」
鳴の静かな声が響く。脳内に。身体全体に。響き渡って溶けてゆく間、御幸は何も言えない。ただその場にうずくまるだけ。
その通りなのだ、きっと。
(少しでも言い返せない時点で、肯定済みだ)
悔しげに唇を噛んでももう遅い。
鳴は遠くを見た。その先には厳密に言えば御幸も、栄純もいない。
ただ真っ黒な、闇が伸びるだけ。
「えーじゅんはさ、お前たちとは違う」
御幸が顔を上げないのをいいことに、鳴は嬉しそうに続けた。口角が嫌というほど上がり、ぞっとするような笑みをかたどる。
「だから俺や明川の楊が気づいてたのに…全然、見ようともしなかっただろ?えーじゅんの黒い部分なんて、さ」
――御幸、俺…俺、本当は…
――ううん、ごめん。なんでもない。
――なあ御幸、あんた俺のこと、好き?
――なら…なら、抱いてって言ったら、いうこと、きくよな…?
――青道のためなんだ!俺の好きな人とか、そういうの全部関係ないッ!ただ…後継ぎさえいれば、俺が死んでも、代わりがきく。だから…!
――クリス先輩…?何であの人の話になるんだよ…?言うわけないじゃんか、こんなこと…あの人は…そういうことは、しない。
――してくれ、ない――
頭(かぶり)を振りたかった。あんなことを考える栄純は栄純じゃない。そう否定したかった。
けれど否定し続けたから――「本当は戦うのが嫌で精神状態がぎりぎりの栄純」を認めなかったから――この悲劇は起こったのだ。愛しいあの子は、どこかに消えてしまったのだ。
御幸を見下ろし、鳴はふん、と鼻を鳴らす。
「お前がしっかりしないと、あの子はどんどん堕ちるよねー」
「っ…」
「堕ちてきたら…俺が拾ってあげるけど?」
べし。御幸の頭を、鳴が叩いた。本気だったらしく、かなり痛い。
痛みに堪えて頭に手をやると、鳴が身を翻した音が聞こえた。
「どちらにしろ沢村栄純は」
ひときわ大きく、低い声が響いた。
「稲城の――俺の、ものになる」
見なくても鳴の表情が知れた。笑っていない瞳で標的を見据える、獣の顔。
同じ、けれど違う存在である栄純を求める、それが宿命であるかのごとく餓えたように、ただひたすら――?
「御幸先輩!」
振り向くと、春市が立っていた。必死に走ってきたようで、その方が激しく上下し、呼吸も危うい。
その瞳が御幸越しに鳴を見つけ震えた。しかしそれどころではないと思い直し、春市はしゃがみこんで御幸の肩に手を置く。
彼が今、いかに衝撃を受けているか。それは自分だって同じだ。
「栄純ちゃんの居場所が、わかりました」
御幸が顔を上げるのと、鳴が振り向くのは同時だった。
「薬師に――攫われたようなんです」
続
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ちょうちゅうとはんぱねえ。ぱねえ。
えーっと説明しますと、江戸パロで、にょた栄純がちょっとおかしくなってしまった、という話。でした。(え)
自分がいつ死ぬかわからないって勘違いまがいのことをした栄純が御幸や降谷に頼むんですね、抱いてくれって。沢村の血を継いでいて今青道組を継げるのは栄純しかいないから、もう必死で。
でもそんなこと言われてもみんなするわけないし、色々制約があるのでそんなことした日には栄純が死んじゃうかもしれない。
でも栄純は必死で、とうとう青道を飛び出しかけちゃうんです。
しかしそこで現れたのが薬師のあの男…というわけで。
初めを全然書いてないから意味不明ですねすみません…チャットでテンション上がっちゃったんだ!(言い訳)
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