どうしようもないネタメモブログ。
ツッコミ可。空月のツッコミ返し有。
原稿とかで忙しい時はこっちで更新してます。
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「兄ちゃーん」
ライバルのガン黒投手といがみ合っているところ目掛けて、ジャンプ。腰に手を回して抱きつく。案外細い締まった腰に。
犬飼の顔がムッとして歪んだけれど、兎丸は気にしない。
いや、ものすごく気にしているのだが、勝ち誇った気分になれるのでそれすら嬉しくなる。
「びっくりさせんなよなスバガキ~!」
「へへ~」
頭をガシガシ撫でられ、それでも引き離される訳じゃない。
羨ましい?羨ましい?と犬飼や他の部員に身体全体で問いながら、兎丸は無邪気に笑う。
自分のことを黒いだの何だのと言う奴がいてもどうでもいい。そういうやり方で猿野の一番そばにいられるのはいつだって、自分だ。
わかっているから。
そういうやり方でないと、そばにいられないって。
(いいんだ、僕は)
猿野の温かい手に包まれて、無邪気に笑いを振りまいてから、目を瞑った。
イノセンス
兎猿
(其れはこれ以上無い純粋さであり無邪気さなのである)
お題は「てぃんがぁら」様(Link頁より)
ライバルのガン黒投手といがみ合っているところ目掛けて、ジャンプ。腰に手を回して抱きつく。案外細い締まった腰に。
犬飼の顔がムッとして歪んだけれど、兎丸は気にしない。
いや、ものすごく気にしているのだが、勝ち誇った気分になれるのでそれすら嬉しくなる。
「びっくりさせんなよなスバガキ~!」
「へへ~」
頭をガシガシ撫でられ、それでも引き離される訳じゃない。
羨ましい?羨ましい?と犬飼や他の部員に身体全体で問いながら、兎丸は無邪気に笑う。
自分のことを黒いだの何だのと言う奴がいてもどうでもいい。そういうやり方で猿野の一番そばにいられるのはいつだって、自分だ。
わかっているから。
そういうやり方でないと、そばにいられないって。
(いいんだ、僕は)
猿野の温かい手に包まれて、無邪気に笑いを振りまいてから、目を瞑った。
イノセンス
兎猿
(其れはこれ以上無い純粋さであり無邪気さなのである)
お題は「てぃんがぁら」様(Link頁より)
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